妊産婦を取り巻く社会の変化や多様化するライフスタイルによってニーズも変化しています。近年、産科医療を取り巻く状況は非常に厳しく、産婦人科医の減少やNICUのベッド数の不足など出産年齢にある女性への不安を与えています。
産婦人科医師や小児科医師と助産師が連携を強くすることで、お母さんたちが安心して出産し、子育てできる環境を整えなければなりません。助産師はこのような重要な役割を担っています。
西南大学院大学助産別科では、質の高いケアができる専門的知識と実践力を備えた助産師を育成することを目的としています。また、地域の産婦人科医療に貢献する人材を育成します。西南女学院のキリスト教を基盤とした、あらゆる女性や家族に優しく寄り添い支援できる助産師を目指してみませんか。
学びのポイント
大学という環境の中で充実した学びを提供
大学という環境で専門分野の講師陣や多くの書籍や電子教材なども充実しており、豊富な学習環境を提供しています。
母子に寄り添い、地域に貢献する助産師の育成
キリスト教を基盤とした感恩奉仕の理念のもとで専門知識と助産実践能力を身につけ、お母さんと赤ちゃんに寄り添える助産師を育成します。
幅広い実習施設での実践教育
NICU・MFICUを持つ総合周産期センターや診療所、助産所での実習をはじめ、バースセンターなどの充実した実習環境を提供しています。
資格・免許と進路
助産師国家試験受験資格
国家試験に合格し免許を受けると助産師として病院などの医療機関や助産施設、保健所、母子健康センター、家庭等で分娩の介助、妊婦・褥婦や新生児等母子保健全般にわたる業務を行うことができ、助産所を自ら開業することもできます。
受胎調節実地指導員
受胎調節実地指導員とは、受胎調節の実地指導を行うことのできる保健師・看護師・助産師いずれかの有資格者をいいます。
修了者は、申請により受胎調節実地指導員の国家資格を取得することができます。