観光文化学科では、12月7日にみやこ町役場前で開催された「クリスマスフェス」において、企画から運営までを担当させていただきました。冬ならではのイベントを通して、たくさんの方々にみやこ町の魅力をもっと知っていただくことを目的として、みやこ町で初めて開催されたものです。

当日の運営だけではなく、準備段階の会議では、これまでのみやこ町で行ってきたフィールドワーク等で得た視点を活かし、さまざまなアイデアや企画を提案しながら準備を進めてきました。学生同士で意見を出し合いながら、地域に合った内容を検討することで、地域理解を深める機会にもつながりました。

また、イベント当日は、松ぼっくりツリーやリース作りのワークショップを行い、小さなお子様から大人の方まで幅広い世代の方に楽しんでいただきました。ワークショップは、松ぼっくりを集めるところから色塗りなどの準備も学生が行い、子ども達が楽しんで参加できるよう工夫を凝らしました。他にも、豚汁やみやこ町の竹を使ったかっぽ酒、オリジナルマグカップドリンクの販売など、地域の特産品や素材を活かした内容を取り入れることで、みやこ町らしさを感じていただけるイベントとなりました。

地元の方と直接お話しをしたり、実際に来場者の方の様子を見る中で、みやこ町の温かさを改めて実感するとともに、地域の魅力を再認識する事ができました。企画から準備、当日の運営まで思うように進まない場面もありましたが、みやこ町役場の方はとても親切かつ丁寧に寄り添っていただきました。そして当日は多くの方々が笑顔で参加してくださっている姿を見ることができ、大きな達成感とやりがいを感じました。今回の経験はとても貴重であり、これからの地域活性化に関わる活動に、しっかりと活かしていきたいと考えています。