西南女学院大学栄養学科の学生4名は、北九州市小倉北区の老舗映画館「小倉昭和館」を会場に、NPO法人「村のぱん屋・SUN」様と地域連携活動を行いました。本活動は、観光文化学科のフィールドワークと協働し、地域資源の活用と若年層への映画館利用促進を目的に、「食を通じた地域交流」をテーマとして実施しました。夏季休暇から準備を進め、焼きそばパンとクッキーのレシピ開発・製造を担当しました。特に焼きそばパンは、映画の作中で主人公の思い出の品として描かれており、私たち視聴者にも印象深いシーンです。そのため、できるだけ実際の焼きそばパンに近づけた再現レシピを目指しました。
地域貢献活動として、当日は来場者への販売や広報活動を担当しましたが、地域の方々の笑顔や「美味しいね、ありがとう」という感謝の言葉に、私自身大きな元気をいただきました。この活動を通して、栄養学の専門性を地域社会に生かす実践的な経験を積み、食が持つ社会的・文化的な役割を再認識しました。また、福祉事務所との連携を通じて、食を介した地域共生のあり方を考える貴重な機会となりました。
今後も地域に根ざした学びと貢献に尽力していきたいと考えております。
(報告:栄養学科2年 澤田らら)



