このたび、本学観光文化学科卒業生の福田千夏さんが、北九州モノレール(北九州高速鉄道株式会社)で同社初となる女性運転士として、テレビ番組で紹介されました。
在学中に培った力を社会の第一線で活かし、活躍されている姿を拝見できることを心から嬉しく思います。
今後のさらなるご活躍を心より応援しています。
福岡TNC ニュース
北九州モノレール初の女性運転士 24歳が独り立ちするまで 初日にまさかの…“最難関”999車両に / (2025/10/13 OA)
福田千夏さんからのメッセージ
◆現在の活動やお仕事の内容
現在、北九州モノレールの運転士をしています。仕事内容としては、ワンマン運転のため列車の運転、案内業務、トラブル対応などを行っております。
◆テレビ取材を受けた経緯
学生時代にテレビ局の北九州支局でアルバイトをしており、そのご縁もあって今回の取材を受けました。
◆取材を受けた理由
テレビ取材を受けた理由としては、モノレール運転士の仕事を多くの人に知ってもらい、運転士を目指したいと思う人が1人でも増えて欲しいと思ったからです。また、現在弊社では女性運転士が2名活躍しています。鉄道業界は男性職場のイメージが強いですが、実際は、女性も活躍しているということをご覧頂きたかったからです。
◆印象に残ったこと
両親と祖父母に働いている姿を見せる事ができたことです。運転士として独り立ちする為に10ヶ月間の見習期間がありました。見習い期間を支えてくれた家族に感謝しながら、運転を行いました。また、大切な人達を乗せることで私が運んでいるのは、物ではなく命ある人であるということを改めて感じました。
◆学生時代の学びとのつながり
学生時代は、マーケティングを学ぶゼミに所属し地域貢献活動に特に力を入れていました。一般企業や地方公共団体と一緒にプロジェクトを行い、プレゼンテーション力やアイディアを形にする力、主体性と責任感の大切さなどを学びました。自分から行動する姿勢を見せ、最後まで責任を持ってやり遂げる事で、信頼を得られさらに大きな役割を任せて貰えます!これは社会人になっても通づることだと思います。
◆在学生へのメッセージ
大学生活は一瞬です。いつの間にか卒業式です。というのは、冗談ですが。自分が惹かれる事にチャレンジして、失敗もして、自分がどんな人間か知ってください。そして、自分の世界を広げてください!きっと、社会人になってもその経験が糧になるはずです。