教授
倉富 史枝

私の授業 | 共生社会とジェンダー 授業では、ジェンダー平等教育、ハラスメント、ルッキズム、女性の政治参画、性暴力の根絶などのジェンダーに関わるテーマで、毎週グループで意見を出し合います。講義を聞いたり、人の考えを聴いたりしているうちに、自分の「当たり前」が変えたほうがよいこと、変えないといけないことだと気づく場となる人もいます。新たに気づいた視点から、性別だけでなく、国籍、人種、障害の有無など様々な人々の立場を理解し、ともに生きる社会をどう創るかにつなげていきます。授業の最後では、グループのみんなでワイワイガヤガヤ考えながら共生社会が実現した自分たちの将来を絵や文章で描き、未来新聞を作成します。 |
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メッセージ | 「女性だから」という理由であきらめていたり、自分を制限していたりしている人は、「ジェンダー」を学ぶことで選択肢が拡がるかもしれません。先進国の中でも、日本は「女らしく」「男らしく」というジェンダーの縛りが強く、法律や制度に組み込まれた社会です。自分の思い込みはいつから始まったのか、社会に何がどう組み込まれているのか、日本以外の国ではどのようになっているのか、学習することで視野が広がり、自分自身の可能性を信じることができるようになるかもしれません。私たちは時代の変わり目にいます。何か変だなという感覚を大事にして、個人的な体験にある社会的な原因を探りながら、主体的な生き方を選び取ってください。 |
学歴 | 2000年 久留米大学大学院比較文化研究科文学専攻博士後期課程単位取得退学(満期退学) |
学位 | 1995年 久留米大学 修士(文学) |
担当科目 | 共生社会とジェンダー/女性史/キャリア開発/ライフイベントとキャリア支援 |
研究分野 | ジェンダー論/家族社会学 |
研究キーワード | ジェンダー構造/⽇本型近代家族 |
所属学会 | ⻄⽇本社会学会/⽇本社会分析学会 |
社会活動 |
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