助教 井⼿ 裕⼦
私の授業 地域生活支援実習
現在日本では世界でも類をみないほどの速さで高齢化が進んでいます。そのような社会において、病気の有無に関わらず高齢者をはじめとしてあらゆる世代の人々が、自分の暮らしている場で生活し続けることができるように看護師としてどのような支援が必要かを考えていく実習です。暮らしの場での看護ということで、病院以外の施設(訪問看護ステーションや地域の診療所、高齢者施設など)で、看護師だけでなく様々な職種の方(ケアマネジャー、ソーシャルワーカー、介護士、地域のボランティアの方など)との関りを通して学びを深めていきます。3年生後9期からの実習ですが、1年次から3年次前期までに学んだ知識や経験を活かしていきます。
メッセージ 皆さんの抱く「看護師が働く場所」のイメージとはどのようなものでしょうか?一番に思いつくのは、やはり病院ではないでしょうか。超高齢社会が進む今日においては、介護が必要な高齢者が、医療施設ではなく最期まで住み慣れた地域で暮らせるように支援する事が大切です。いわゆる「地域包括ケアシステム」の考え方です。この社会の変化に応じて、看護師を始めとした医療者もさまざまな地域の場で働くことが求められます。皆さんも、本学の看護学科で看護以外の保健医療福祉に携わる方からの学びも得ながら、さまざまな暮らしの場で人々の健康を支える看護師を目指して、一緒に学びませんか。
担当科目 在宅看護学/在宅看護学演習/在宅看護学実習/早期看護実習/地域連携協働支援論/地域生活支援実習/看護学
研究分野 地域・在宅看護学
研究キーワード 地域・在宅看護領域の効果的な教育⽅法/介護家族の⼼理的ケア
所属学会 聖路加看護学会/⽇本看護研究学会/⽇本看護学教育学会/⽇本看護診断学会/⽇本糖尿病教育・看護学会/⽇本看護科学学会/⽇本慢性期看護学会
著書・論文
  • 論文「身長および体重の成長と初経との関係」西南女学院大学紀要Vol.5 44-50頁(共著)2001/3
  • 論文「成人期の慢性疾患患者が看護学実習で受け持たれることによる影響」大分大学・修士論文 -頁(単著)2006/3
  • 著書「症状別看護過程「食欲不振」」プチナース(照林社) 37-48頁(共著)2007/5
  • 著書「事例でわかる 看護理論を看護過程に生かす本」照林社 12-17頁(共著)2008/4
  • 著書「疾患別看護過程 糖尿病」プチナース(照林社) 51-75頁(共著)2008/11
  • 論文「新型コロナウイルス感染症流行下の看護学各論代替実習における看護学生の学に関する文献研究」西南女学院大学紀要Vol.27 105-117頁(共著・筆頭)2023/3
学会発表
  • 「看護婦のユニフォームに対する看護大学生の意識調査」 第23回日本看護研究学会 1997/07
  • 「看護学生の自己効力感に関する検討-臨地実習との関連に焦点を当てて」 第13回日本看護学教育学会  2003/08
学内活動
2024.4.1〜2025.3.31
実習コーディネーター
2024.4.1〜2025.3.31
看護学科3年⽣アドバイザー
研究活動報告 研究活動報告
教員一覧